展示室紹介


近現代

こちらは明治時代〜昭和ぐらいまで。比較的最近のものが多いです。
一歩、足を踏み入れれば昔懐かしの白黒写真とな楽しげな子供の声がお出迎え。
ここでは、当時の袖ケ浦の暮らしや、ジオラマなどが展示されています。また、袖ケ浦市ができるまでを年表形式にまとめております。

昭和49年3月まで袖ケ浦駅は楢葉駅という名称でした。

近世

こちらは安土桃山時代〜江戸時代ぐらいまで。ここでもジオラマが持っています。
これは江戸時代に作られた絵図を再現されたものです。他にも江戸時代の旅のようす、学校に村の暮らしなど幅広く展示されています。

中世

こちらは鎌倉〜室町時代ぐらいまで。ここには曼荼羅や、宗教関連のものが多めに展示されています。
他にも当時のお金や
過去のドイツ村など色濃くまとめられています。もちろん、村の暮らしもしっかりとまとめられています。

古代

こちらは古墳時代〜平安時代ぐらいまで。実際に古墳に入れられていた棺桶や分布(どこにどうあったのか)や当時のクニの仕組みが詳しく説明されています。当時は天皇に税としてものを送っていました。その中でも望陀布はとても良いものとして偉い人々に重宝されていたそうです。

望陀布とは、小さいがとても良い布のため部屋を区切る布はこの望陀布が一番と言われるぐらいでした。

原始

こちらは縄文時代より前〜弥生時代ぐらいまで。ここには弥生時代、縄文時代の土器(今で言うお皿やコップのようなもの)やお祭りに使う道具が多く展示されています。農業や狩などを通して生活する時代なので、道具の移り変わりや生活の変化や生活の変化を展示品やイラストを通して分かりやすくまとめられています。

またこのコーナーには小さいどうたくがこの辺りで多く見つかったため袖ケ浦市は「文化の入り口」だったと言われています。

2階展示物


情報提供室

昔のくらしや道具
 懐かしくまた、新鮮な「あの頃」の茶の間の再現や、まだ電気が普及していなかった頃の生活道具などを展示しています。
 また、袖ヶ浦の遺跡の分布図などを映像や地図で紹介するコーナーもあります。

このコーナーは昭和30年〜40年頃の暮らしの展示をしています。

次に生活道具などの展示物についてです。例としては白黒テレビ、五右衛門風呂やお米を炊く釜の進化など様々なものが展示されています。またここには昔の瓶のコーラの自動販売機も展示されています。

この自販機は懐かしく思う人、興味がある人など多くいると思います。そのような人達は是非とも見に来てもらいたいと思います。


山野貝塚展示室

国史跡に指定されている山野貝塚について、出土品を通して、貝塚の特色や、史跡に指定された重要性など分かりやすく解説しています。
ここには千葉県内で発見された、魚の骨や土器、狩に使った鏃などが展示されています。中でも土器はこのあたりの形じゃないものもあり、この形は東北地方のものに似ているそうです。

上総堀り

「上総堀り」。それは、私たちの耳に心地よく響くふるさとの名を冠した深井戸掘りの技術体系の呼称です。西上総地方で生まれた上総掘りの技術は、孟宗竹(もうそうだけ)と粘土、そして簡単な鉄の道具を使って、地下何百メートルも掘り進み、被圧層の地下水を自噴させるという技術を学び、その技術を伝承・普及するとともに後継者を育成し、広く社会に貢献することを目的として現在活動しているのが、「上総掘り技術伝承研究会」です。平成18年3月15日に国の重要無形文化財(民俗技術分野)に指定された「上総掘りの技術」の技術保護団体です。
また10月から「上総掘り」を作る活動も行われています。
我々袖ケ浦高校の課題研究6班のメンバーはこの体験に参加しています。
この体験がどのようなことをするのか、気になっている人もいると思います。
その活動の内容をこの下のボタンからのページに見れるようにしたいと思います。


外展示

袖ケ浦郷土博物館は袖ケ浦公園の中にあります。
公園内には時代の違う2つの竪穴住居が展示されています。形や中も違いがあり、実際に中に入って昔の住居を肌で体感するのが違いが一番良くわかる方法だと思います。
中に入ることができるため興味がある人は入って確かめるのがいいと思います。